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シロアリ対策の方法|自分でできる予防と業者の防蟻処理

2026年11月2日

シロアリ対策は、2本立てで考えるのが基本です。1本目は湿気と木材を家から遠ざける「自分でできる予防」、2本目は業者の防蟻処理です。防蟻処理(シロアリ予防の薬剤処理)は、5年をめどにくり返すものです。この2つを組み合わせることで、見えない所での被害を防ぎやすくなります。

「うちはまだ被害が無いけれど、対策は要るのかな」「新築のときの処理が、そろそろ切れる気がする」。そんなふうに気になり始めた方も多いのではないでしょうか。シロアリの被害は床下など目に入らない所で進むため、気づいたときには広がっていることが少なくありません。

この記事では、シロアリ対策が必要な理由と、狙われやすい家や場所をまず整理します。そのうえで、今日から自分でできる予防と、業者に頼む防蟻処理の工法・周期・費用の目安を順に説明します。最後に、業者に頼むときの点検や見積もりの確かめ方もまとめました。

自分でやる範囲と、業者に任せる範囲の線引きが分かれば、必要な対策を落ち着いて選べます。費用をかけすぎず、手遅れにもしないための考え方が見えてきます。わが家に合った対策を考える材料として、ぜひ役立ててください。

シロアリ対策はなぜ必要?放っておいたときの被害

床下の土台や柱が食べられて傷んだ木造の家の断面図

シロアリ対策が必要なのは、被害が見えない所で進み、家の強さとお財布の両方に大きな負担を残すからです。気づいたときには補修が大がかりになっていることも少なくありません。

ここでは、シロアリが家のどこを食べるのか、なぜ耐震性や補修費に響くのかを順に見ていきます。あわせて、多くの方が「うちは平気」と考えてしまう理由にもふれます。「自分の家にも対策が要るのか」を考える材料にしてください。

シロアリは家のどこを食べるのか

シロアリは、地中から家に入り、土台や柱の下の方から上へと食べ進む虫です。名前に「アリ」と付きますが、アリの仲間ではありません。じつはゴキブリに近い仲間とされています。

シロアリは、目に見えにくい地面の下から床下へと上がってきます。家の外から入口を見つけるのは、ふつうの暮らしの中ではむずかしいでしょう。

シロアリは光や乾いた空気を嫌うため、木材の表面を薄く残し、内側から食べることが多いです。そのため、外から見ただけでは傷みに気づきにくいのが特徴です。指で押すとへこむほど弱っていても、表面はきれいなままということもあります。

食べるのは木材だけではありません。断熱材など、木以外の建材をかじることもあります。配線が傷み、火災の一因とされた報告もあるほどです。家の足元から少しずつ、さまざまな部分に影響が広がっていくと考えておくとよいでしょう。

とくに注意したいのは、シロアリが一度入りこむと、同じ場所から次々に食べ広げていく点です。小さな傷みのうちに見つけられれば、手当ての範囲も小さく済みます。

シロアリが傷めやすいもの
  • 土台(基礎のコンクリートの上に横たわる木材)
  • 柱の下の方
  • 床を支える木材
  • 断熱材などの木以外の建材

耐震性が下がる理由

シロアリの被害で耐震性が下がるのは、家の骨組みにあたる構造の木材が、内側から弱っていくからです。木造の家は、土台や柱が家の重さや揺れを受け止めて立っています。

その足元にあたる部分がスカスカになると、ふだんは何事もなく見えても、地震の揺れに耐える力は大きく下がります。シロアリは下から上へ食べ進むため、まさに家を支える大事な部分から傷んでいくのです。

床がきしむ、建具の閉まりが悪くなるといった小さな変化の裏で、傷みが広がっていることもあります。見た目に変化が出にくいぶん、気づくきっかけが遅れがちです。家族の安全を守る意味でも、被害が出る前の対策が大切になります。

耐震の補強工事をしていても、土台や柱そのものが弱っていては、本来の力を発揮しにくくなります。地震への備えを考えるなら、シロアリ対策もその一部として考えておくと安心です。

補修費が大きくなりやすい理由

補修費が大きくなりやすいのは、見つかったときには被害が家の広い範囲に及んでいることが多いからです。シロアリは床下や壁の中など、ふだん目にしない所で静かに食べ進みます。

家の中で異変に気づくころには、すでに長い時間をかけて食べ進んでいることもあります。被害の期間が長いほど、傷む範囲も広がりやすくなります。

傷んだ木材を取りかえるには、床や壁をはがす工事が必要になることもあります。シロアリの駆除だけで済まず、大工工事まで重なると、費用はどんどんふくらみます。被害の範囲が広いほど、工事の日数も長くなりがちです。

実際にあった例
  • 屋根の工事をしたときに、思いがけずシロアリの被害が見つかった
  • 調べると、家の北半分が被害を受けていた
  • 補修には500万円以上かかった(建築士の解説より)

この例のように、別の工事をきっかけに初めて被害が分かることもあります。早めに手を打つほど、負担を小さくしやすいのです。駆除の方法や費用の全体像は、シロアリ駆除の方法と費用相場|サインから業者選びまでで詳しくまとめています。

一方で、被害が出る前の予防であれば、床や壁をはがすような大きな工事はふつう要りません。あとで大きな出費になるのを防ぐという意味でも、予防にかける手間と費用は「家を守るための備え」と考えられます。

「うちは大丈夫」と思いやすいわけ

「うちは大丈夫」と思いやすいのは、被害の多くが床下など目の届かない場所で進み、ふだんの暮らしでは気づけないからです。羽アリを見かけるなど、目に見えるサインが出るまで分からないこともあります。

「まだ新しい家だから」「これまで何もなかったから」という理由で、点検や予防を後回しにしてしまう方も多いでしょう。床下をのぞく機会はほとんど無いので、無理もありません。ただ、今まで無事だったことは、これからも無事だという保証にはなりません。

油断しやすい考え方
  • 新しい家だから、まだ心配いらない
  • これまで一度も見かけたことがない
  • 家の中に変わった様子がない

中古の家を買った場合は、前の持ち主がどんな対策をしてきたのか分からないこともあります。新しい家でも古い家でも、「見えないから分からない」という点は同じです。

大切なのは、被害が出てから慌てるのではなく、出る前に備えておくことです。まずは自分の家がどんな状態なのかを知ることが、対策の第一歩になります。どんな家や場所が狙われやすいのかは、次の章で詳しくお伝えします。

シロアリ対策の前に知りたい、狙われやすい家と場所は?

水回りの床下や庭の木材などシロアリが寄りやすい場所の図

シロアリに狙われやすいのは、湿気がこもりやすく、木材が土や水に近い場所です。水回りや床下、庭に置いた木材などがその代表です。

対策を始める前に「うちのどこを見ればよいか」を知っておくと、見回りも業者への相談もぐっと楽になります。この章では、シロアリの種類と狙われやすい場所、そして被害に気づくためのサインを順に整理します。

家に被害を出すおもなシロアリの種類は?

家に被害を出すシロアリは、おもにヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。なかでも家の被害の大半はヤマトシロアリによるものとされています。

ヤマトシロアリは、寒さの厳しい地域の一部を除いて、ほぼ全国に住んでいます。湿った木材を好み、床下の土台や柱の根元などを少しずつ食べ進めます。

イエシロアリは暖かい地域に多く、集団が大きいのが特徴です。食べる勢いも強いため、住んでいる地域によっては特に注意が要ります。

このほか、外来種のアメリカカンザイシロアリにも気をつけたいところです。乾いた木にも住むことができ、輸入家具などに紛れて家に入ることがあります。

おもなシロアリの特徴
  • ヤマトシロアリ:ほぼ全国に住み、家の被害の大半を占めるとされる
  • イエシロアリ:暖かい地域に多く、集団が大きい
  • アメリカカンザイシロアリ:乾いた木にも住み、輸入家具などから入る

湿気の多い水回りと床下が狙われるのはなぜ?

水回りと床下が狙われるのは、シロアリが湿った木材を好むからです。特にヤマトシロアリは水分の多い木を求めて、地面の下から入ってきます。

家の中で湿気がたまりやすいのは、浴室・台所・洗面所などの水回りです。水はねや配管の結露で、まわりの木材が湿ったままになりやすいのです。

また、窓まわりや北側の壁など結露しやすい所や、空気が動きにくい押し入れも狙われやすい場所です。床下は日が当たらず湿気がこもるため、土台や柱の根元が被害を受けやすくなります。

家の中で特に見ておきたい場所
  • 浴室・台所・洗面所などの水回り
  • 窓まわりなど結露しやすい所
  • 空気がこもりやすい押し入れ
  • 土台や柱の根元がある床下

庭の木材・ウッドデッキ・段ボールも危ない?

家のまわりにある木材や段ボールも、シロアリを家の近くに呼び寄せるきっかけになります。家の中だけでなく、外まわりにも目を向けておきましょう。

たとえば、庭に積んだままの廃材や、地面に直接置いた植木の木枠などです。雨にぬれて湿った木は、シロアリにとって格好のえさ場になります。

ウッドデッキも、地面に近く雨にさらされるため、狙われやすいものの一つです。物置の下に敷いた板や、軒下に置きっぱなしの段ボールも同じように注意が要ります。

こうした場所でシロアリが増えると、そこから家の土台へと移ってくることがあります。外まわりは目が届きにくいので、意識して見ておくことが大切です。

家のまわりでよく見かける例
  • 庭のすみに積んだ廃材や薪
  • 地面に直接置いた木の花壇の枠
  • 雨にぬれやすいウッドデッキ
  • 軒下や物置の下に置いた段ボール

新しい家・コンクリートの家でも安心できない理由は?

新しい家やコンクリートの基礎の家でも、シロアリの被害が起きないわけではありません。シロアリは基礎のすき間や配管のまわりなど、わずかな通り道から入ってくるからです。

特に気をつけたいのが、基礎断熱(基礎のコンクリートを断熱材で覆う工法)の家です。断熱材の中を通って入られると、外から被害が見えにくくなります。

新築のときに防蟻処理がされていても、その効果はずっと続くわけではありません。「新しいから大丈夫」と思わずに、ほかの家と同じように見回りをしておくと安心です。

中古の一戸建ての場合は、前の持ち主がいつ処理をしたか分からないこともあります。築年数にかかわらず、一度は床下の状態を確かめておきたいところです。

シロアリの被害に気づくサインは?

シロアリの被害に早く気づく手がかりは、羽アリ・蟻道・床のたわみ・叩いたときの軽い音の4つです。どれか一つでも当てはまれば、早めに点検を考えましょう。

羽アリは、4〜5月ごろに巣から一斉に飛び立つ姿が見られます。家の中や窓際でたくさん見かけたら、近くに巣があるかもしれません。

蟻道(ぎどう:土でできたトンネル状の通り道)は、基礎のコンクリートや床下の柱に付いていることが多いものです。シロアリは光や乾燥を嫌うため、この通り道を作って移動します。

また、床を歩いたときにふかふかとたわむ所はないでしょうか。柱や床を軽く叩いて、中が空っぽのような軽い音がする場合も、内側が食べられているおそれがあります。

見つけたら気にしておきたいサイン
  • 4〜5月ごろ、家の中や窓際に羽アリが出る
  • 基礎や柱に土のトンネル(蟻道)がある
  • 歩くと床がふかふかとたわむ
  • 柱や床を叩くと軽い音がする

サインは床下や家のすみなど、ふだん見ない場所に出ることが多いものです。年に一度でも意識して見るだけで、気づける可能性は高まります。

サインを見つけたときの具体的な動き方や、自分でできる予防は、次の章から順に紹介していきます。

シロアリ対策は自分で何ができる?今日からできる予防

家のまわりの木材を片づけ換気口の前を空ける様子

自分でできるシロアリ対策は、家のまわりから「湿気」と「エサになる木や紙」を遠ざけることです。どれも道具や費用がほとんどかからず、週末の片づけや毎日の換気で始められます。

ただし、自分でできるのはあくまで「寄せつけにくくする」ところまでです。薬剤で家を守る処理は業者の領分になるため、ここでは家庭でできる予防と、やってはいけないことを分けてご紹介します。

家のまわりから木材と段ボールを片づけるには?

まず取り組みたいのは、地面に直接置いた木材や段ボールを片づけることです。シロアリは地中から上がってくるため、土に触れた木や紙は格好のエサになります。

庭の隅に立てかけた古い板、物置の下の角材、雨にぬれた段ボール箱などは、見落としやすい場所です。使わないものは処分し、残すものはブロックや台の上に置いて、地面から離しておきましょう。

ウッドデッキも注意したい場所のひとつです。防腐や防水の塗料を定期的に塗り直すと、木が湿りにくくなります。これから新しく作るなら、樹脂でできた人工木を選ぶのも一つの方法です。

週末にできる片づけの例
  • 庭や家の裏に置いた古い木材・板を処分する
  • 段ボールは屋外や床下に置かず、早めに資源ごみに出す
  • 残す木材はブロックの上にのせ、土に触れないようにする
  • ウッドデッキの塗装がはげていたら塗り直す

床下の換気口はふさがないほうがいい?

床下の換気口は、物を置かずに風の通り道をあけておくことが大切です。換気口は床下の湿気を外へ逃がす役目があり、ふさがると床下がじめじめしやすくなります。

よくあるのが、換気口の前に植木鉢やプランター、自転車、灯油のポリタンクなどを置いてしまうケースです。草が伸びて換気口を覆っていることもあります。

家の外まわりを一周して、基礎(家の下のコンクリート部分)の換気口の前が空いているかを見てみてください。物をずらすだけで済むので、今日すぐにできる対策です。

換気口のまわりに雑草が茂っている場合は、草むしりもあわせて行いましょう。落ち葉や刈った草を基礎の近くに積んでおくと、そこが湿ってシロアリの通り道になりやすくなります。家の外周は、地面がすっきり見える状態を保つのが理想です。

水回りの湿気と結露はどう減らす?

家の中では、浴室・台所・洗面所などの水回りの湿気をためないことが予防につながります。シロアリは湿った木を好むため、水回りの床下や壁の中は狙われやすい場所です。

入浴後は換気扇をしばらく回し、窓があれば少し開けて湿気を逃がしましょう。冬場の窓や北側の壁に出る結露は、そのままにせず、こまめに拭き取るのが基本です。

押し入れやクローゼットは空気が動きにくく、湿気がこもりがちです。床にすのこを敷いたり、除湿剤を置いたりすると、空気の通り道ができて湿気がたまりにくくなります。

毎日の湿気対策のポイント
  • 入浴後は換気扇を回し、浴室の水気を切る
  • 窓や壁の結露は朝のうちに拭き取る
  • 押し入れにはすのこや除湿剤を使う
  • ときどき押し入れの戸を開けて空気を入れかえる

雨漏りや水漏れは早めに直すべき?

雨漏りや配管の水漏れは、見つけたら早めに直すことをおすすめします。漏れた水は柱や土台を湿らせ、シロアリを呼び寄せやすい木材をつくってしまうからです。

天井のしみ、壁紙のはがれ、洗面台の下の湿り気、床がなんとなく冷たく湿っている感じは、水漏れのサインかもしれません。水道を使っていないのにメーターが回っている場合も、配管からの漏れを疑ってみてください。

小さな漏れでも、長く続くと見えない所で木材が傷みます。シロアリ対策としてだけでなく、家を長持ちさせるためにも、気づいた段階で修理を頼むと安心です。

家のまわりの見回りは年に何回すればいい?

自分での見回りは、年に1〜2回、時期を決めて行うのがおすすめです。羽アリが出やすい春先と、大掃除のついでの年末など、覚えやすい時期にすると続けやすくなります。

見回りでは、次の手順で家のまわりを一周してみてください。懐中電灯とスマートフォンがあれば十分です。

1
基礎のコンクリートに、土でできた筋(蟻道)が付いていないかを見る
2
換気口の前に物や草がないかを確かめ、あればどける
3
庭やウッドデッキの木材が湿っていないか、ぼろぼろになっていないかを見る
4
気になる所はスマートフォンで写真を撮り、日付と場所を残しておく

蟻道(ぎどう:シロアリが土で作るトンネル状の通り道)を見つけても、崩さずにそのまま残しておきましょう。崩すとシロアリが別の場所へ移り、被害の範囲が分かりにくくなります。写真を撮ったうえで、業者に見てもらうと安心です。

市販の薬剤を使うときは何に気をつける?

市販の薬剤は手軽ですが、使い方を誤ると、かえって被害を広げることがあります。とくに目の前のシロアリに殺虫スプレーをかけると、群れが散って別の場所に移ってしまうことがあります。

シロアリは見えている数より、木の中や地中にいる数のほうがずっと多い虫です。表面の数匹を退治しても巣は残るため、スプレーでの対処は根本的な解決になりにくいと考えておきましょう。

また、薬剤の成分によっては、小さな子どもやペットへの影響が心配なものもあります。使う前にラベルで成分と使い方を確かめ、子どもやペットが触れない場所かどうかも考えてから使ってください。

自分で対処するときの注意
  • 見つけたシロアリに殺虫スプレーをかけない
  • 蟻道は崩さず、写真を撮って残す
  • 薬剤は成分と使い方をラベルで確かめてから使う
  • 子どもやペットがいる家は、使う場所に気を配る

自分でできる予防は、シロアリを寄せつけにくくする土台づくりです。薬剤で家を守る処理は、次の章で紹介する業者の工法と組み合わせて考えると、無理のない対策になります。

業者のシロアリ対策とは?バリア工法とベイト工法の違い

床下への薬剤処理と家のまわりに埋めた毒餌の容器の比較

業者のシロアリ対策は、薬剤で家を守る「防蟻処理」です。やり方は大きく分けて、バリア工法とベイト工法の2つがあります。どちらにも向き・不向きがあるため、違いを知っておくと見積もりの内容が読みやすくなります。

ここでは、それぞれの仕組みと特徴、選ぶときの考え方を順に見ていきます。費用や処理の周期は次の章でくわしく取り上げます。

防蟻処理とは何か

防蟻処理(ぼうぎしょり)とは、シロアリが家の木材に近づけないように薬剤で守る処理のことです。被害が出る前に行う「予防」と、出てから行う「駆除」の両方に使われます。自分でできる片づけや湿気対策とちがい、床下の土や土台の木材に直接手を入れるのが大きな違いです。

シロアリは地中から家に入り、土台や柱の下の方から食べ進みます。そのため、防蟻処理も床下を中心に行うのが基本です。床下は狭く暗いうえ、薬剤を安全に扱う知識も要ります。

こうした理由から、防蟻処理はふつう専門の業者に任せる作業です。シロアリ対策の基本的な考え方は、業界団体の日本しろあり対策協会のサイトでも確かめられます。

自分でできる予防は、シロアリが好む環境を減らす「下ごしらえ」にあたります。防蟻処理は、その上に重ねる「守りの層」と考えると分かりやすいでしょう。どちらか一方ではなく、両方をそろえることで家を守りやすくなります。

バリア工法(土壌処理と木部処理)の特徴

バリア工法は、床下に薬剤の層をつくり、シロアリの侵入を防ぐやり方です。床下の土に薬剤をまく「土壌処理」と、木材に薬剤を付ける「木部処理」を組み合わせるのが一般的です。

土壌処理は、地面から上がってくるシロアリを入り口で止める役目をします。木部処理は、土台や柱の下の方に薬剤を吹き付けたり、穴をあけて注入したりする方法です。地面と木材の両方を守ることで、すき間をつくりにくくします。

バリア工法のおもな特徴
  • 薬剤が触れたシロアリに効き、効き目が早い
  • 効果が続くのは5年程度が目安とされる
  • 作業員が床下に入って薬剤をまく

効きが早いので、すでに被害が出ている家の駆除にも使われます。いっぽうで、床下に人が入れることが前提です。床下が低い家や、点検口が無い家では作業がむずかしい場合があります。

また、効果には期限があります。5年程度たつと薬剤の効き目が弱まるため、くり返しの処理を前提に考えておくと、あとで慌てずにすみます。

ベイト工法(毒餌)の特徴

ベイト工法は、シロアリが好む餌に薬剤を混ぜ、巣ごと退治をねらうやり方です。家のまわりの土に毒餌の容器を埋め、食べたシロアリが巣に持ち帰ることで仲間にも広げます。ベイトとは英語で「餌」という意味です。

ベイト剤には、シロアリの脱皮を止める成分が使われます。シロアリは脱皮しながら育つため、脱皮できないと少しずつ数が減っていきます。この仕組みのため、薬剤が巣全体に行きわたるまで時間がかかります。

ベイト工法のおもな特徴
  • 床下にもぐらず、家の外まわりで作業できる
  • 床下に薬剤をまかないので、においが気になりにくい
  • 効果が出るまで時間がかかる
  • 容器の点検や餌の交換を続ける必要がある

すぐに効くバリア工法とは、得意なことが逆になっていると考えると分かりやすいでしょう。容器を埋めたあとも定期的な見回りが要ります。点検の回数や、その費用がどうかかるのかを業者に確かめておくと安心です。

巣そのものをねらう点は、ベイト工法ならではの考え方です。ただ、効き目が出るまでの間も被害が進むことはあります。被害がすでに目に見えている家では、そのことも踏まえて業者と相談しましょう。

どちらを選ぶかの考え方

どちらの工法が合うかは、家のつくりと暮らし方で変わります。床下に入れるか、薬剤のにおいが気になるか、急いで止めたい被害があるかが判断の分かれ目です。迷ったら、まず床下の点検を受けてから考えるのが近道です。

くらべる点バリア工法ベイト工法
作業する場所床下(土と木材)家のまわりの土
効き目の早さ早い時間がかかる
しくみ薬剤の層で侵入を防ぐ毒餌を巣に運ばせる
向いている家床下に入れる家・被害が出ている家床下に入れない家・においが気になる家
こんな家ならこの工法が候補
  • 床下に人が入れて、早く効かせたい家:バリア工法
  • 床下が低い・点検口が無い家:ベイト工法
  • 小さな子どもやペットがいて、においが心配な家:ベイト工法
  • 羽アリや蟻道を見つけて、被害が進んでいそうな家:バリア工法

工法の名前だけで決めず、自分の家の床下がどうなっているかを先に知ることが大切です。見積もりでは、どの工法をどこに使うのかを確かめておきましょう。

駆除まで含めた全体の流れは「シロアリ駆除の方法と費用相場|サインから業者選びまで」でも整理しています。工法の違いが分かると、業者の説明を聞くときにも比べやすくなります。

シロアリ対策は何年ごと?周期と費用の目安

一定の年ごとに床下を点検・処理していく流れの図

業者によるシロアリ対策は、おおむね5年ごとに防蟻処理をくり返すのが目安です。新築時の処理と保証が切れる時期を起点に、次の処理の予定を立てておくと安心です。この章では、周期の考え方と費用の目安、負担を軽くできる制度をまとめます。

新築時の防蟻処理と保証の期間は?

新築の木造住宅は、建てるときに防蟻処理がされているのが一般的で、保証の期間は5〜10年程度が多いです。保証書や引き渡しの書類に、処理の日付と保証の期限が書かれていることがよくあります。

まずは、家の書類を一度見直してみてください。「いつ処理したか」「いつまで保証があるか」が分かれば、次の処理の時期を逆算できます。

書類が見つからないときは、家を建てた会社に問い合わせると、記録が残っている場合があります。保証の期限が近い方は、切れる前に点検を頼むかどうかを考えておくと、慌てずにすみます。

保証の中には、定期的な点検を受けることが続ける条件になっているものもあります。書類を見るときは、期限だけでなく、点検や再処理の条件も合わせて確かめておくと安心です。

5年ごとの再処理が目安とされる理由は?

防蟻処理に使う薬剤は、時間がたつと少しずつ効き目が弱まるため、効果の目安は5年程度とされています。そのため、新築時の保証が切れたあとは、おおむね5年おきに再処理するのが一般的です。

この周期は、業界団体である日本しろあり対策協会の考え方としても示されています。被害は床下など見えない所で進むため、「何か起きてから」ではなく、時期を決めてくり返す考え方が向いています。

築8年、築13年と年数を重ねるほど、前回の処理がいつだったかは忘れやすくなります。家の点検や外回りの手入れと一緒に予定を組んでおくと、処理の間が空きすぎるのを防げます。

次の処理の時期をつかむコツ
  • 保証書で前回の処理日と保証の期限を確かめる
  • 前回の処理から5年後を、カレンダーや手帳に書いておく
  • 期限の半年ほど前に、点検の相談を始める

費用の目安と金額が変わる条件は?

防蟻処理の費用は、1㎡あたり2,000〜3,000円前後が目安とされることが多いです。ただし、これはあくまで目安で、業者や工法、処理する広さによって金額は変わります。

見積もりを見るときは、この目安に床下の面積をかけて、おおよその金額を考えてみるとよいでしょう。大きく外れていれば、何が含まれているかを業者に聞くきっかけになります。

金額が変わるおもな条件
  • 床下の面積(処理する広さ)
  • バリア工法かベイト工法か
  • 使う薬剤の種類
  • 床下に入りやすいかどうか
  • すでに被害が出ているかどうか

予防の費用は小さくありませんが、見送ったときの負担と比べて考えることも大切です。15万円ほどの防蟻工事を見送り、後で500万円の補修になった例も、建築士の解説で紹介されています。

駆除まで含めた相場は、シロアリ駆除の方法と費用相場をまとめた記事でも詳しく紹介しています。

中古の一戸建ては防蟻の履歴を確かめるべき?

中古の一戸建てを買った方や買う予定の方は、前の持ち主がいつ防蟻処理をしたかを確かめることが大切です。履歴が分からないままだと、保証がとうに切れていても気づけません。

購入前なら、売り主や仲介の担当者に、処理の記録や保証書があるかを聞いてみてください。記録が無い場合は、「最後の処理から5年以上たっている」と考えて、早めに点検を頼むと安心です。

すでに住み始めている方も、遅すぎることはありません。引っ越しの片づけが落ち着いたころに一度点検を受けておけば、そこを起点に5年ごとの予定を立てられます。

中古住宅で確かめたいこと
  • 防蟻処理をした年月と、施工した業者
  • 保証書があるか、保証が引き継げるか
  • 過去にシロアリの被害や駆除の記録があるか

確定申告や保険で費用の負担を軽くできる?

シロアリ被害の駆除や修繕にかかった費用は、雑損控除(確定申告で所得から差し引ける仕組み)の対象になることがあります。くわしい条件は、国税庁の雑損控除のページで確かめられます。

雑損控除は、被害を受けたあとの駆除や修繕が対象の中心です。被害が無い段階の予防の処理は、対象にならない場合があるため、申告の前に条件をよく読んでおくと安心です。

一方で、火災保険は基本的にシロアリ被害の対象外です。自然災害による雨漏りが原因と言える場合など、一部に限って認められることがあります。

控除や保険を使えるかは、被害の状況や契約の内容で変わります。領収書や工事の明細、被害の写真は、捨てずに残しておくと手続きのときに役立ちます。

シロアリ対策を業者に頼むときは?点検と業者選びの注意点

床下の点検と複数の見積書を見比べる様子

シロアリ対策を業者に頼むときは、床下の点検を受けてから、複数の業者の見積もりと保証を比べて決めるのが基本です。急いでその場で契約すると、内容が分からないまま高い工事を選んでしまうことがあります。

ここでは、点検の受け方、見積もりと保証で見る所、気をつけたい営業の手口、比べ方の順に整理します。工法の違いや費用の目安は前の章で触れているので、ここでは「頼み方」にしぼってお伝えします。

まずは床下の点検から始める

業者に頼む最初の一歩は、床下にシロアリや被害の跡があるかを確かめる点検です。被害の有無で、予防の処理だけでよいのか、駆除も要るのかが変わるためです。

点検では、作業員が床下点検口(床下に入るためのふた)から入り、土台や柱の根元、配管のまわりを見て回ります。蟻道や木材の傷み、湿気の具合などを調べ、写真で報告してもらえることが多いです。

点検を頼むときは、次のような点を前もって伝えておくと話が早く進みます。

点検を頼むときに伝えておくこと
  • 家の築年数と、前回の防蟻処理の時期(分かる範囲で)
  • 羽アリや蟻道など、気になったサインと見つけた場所
  • 床下点検口の場所(台所の床下収納の下にあることが多い)
  • 子どもやペットの有無、薬剤のにおいへの不安

点検が終わったら、床下の写真を見せてもらい、どこにどんな状態があったのかを説明してもらいましょう。写真が無いまま「被害があります」とだけ言われた場合は、すぐに決めずに別の業者にも見てもらうと安心です。

見積もりで確かめる項目は?

見積もりでは、処理する面積・工法・薬剤・保証期間・再処理の条件の5つを確かめることが大切です。合計金額だけを見ると、内容の違う工事を同じものとして比べてしまうからです。

たとえば、同じ「防蟻工事」でも、床下の土と木部の両方を処理するのか、片方だけなのかで中身は変わります。面積の数え方も、1階の床面積なのか、実際に処理する範囲なのかで金額が動きます。

確かめる項目見る所
処理する面積何㎡を対象にしているか、どこまでを含むか
工法バリア工法かベイト工法か、土壌と木部の両方か
薬剤薬剤の名前と、においや安全性についての説明
保証期間何年の保証か、保証書が出るか
再処理の条件保証中に被害が出たとき、無料で再処理するか

見積書に「一式」としか書かれていないときは、内訳を出してもらえるか聞いてみましょう。項目ごとに説明してくれる業者のほうが、施工後の相談もしやすい傾向があります。

あわせて、追加料金がかかる場面も確かめておくと安心です。床下が狭くて入れない所の処理や、傷んだ木材の補修は、別料金になることがあります。

保証の中身と期間をどう比べる?

保証は期間の長さだけでなく、何が起きたときに何をしてくれるのかという中身まで比べることが大切です。同じ「5年保証」でも、守ってくれる範囲は業者によって違います。

一般に、施工後5年ほどの保証があると安心とされます。防蟻処理の効果が5年程度を目安にしているため、その期間を保証で支えてもらえるかどうかが一つの目安になります。

保証で確かめたいこと
  • 保証の期間と、いつから数えるか
  • 保証中にシロアリが出たときの再処理の費用
  • 被害が出たときの木材の補修が含まれるか
  • 保証中の定期点検があるか、その費用
  • 保証書を書面で受け取れるか

保証書は、次の防蟻処理の時期を考えるときや、家を売るときの資料にもなります。もらった保証書と見積書、施工の報告書は、ひとまとめにして保管しておきましょう。

突然の訪問営業・無料点検に気をつけたいのはなぜ?

シロアリ対策では、不安をあおる訪問販売や、親切を装った無料点検による強引な契約の手口があるため注意が必要です。床下は家の人が自分で見にくい場所なので、言われたことを確かめにくいからです。

よく知られている手口に、床下に入った作業員が、ほかの家で撮ったシロアリの写真を見せるものがあります。「このままだと家が傾きます」と急がせ、その日のうちに契約を迫る流れです。

こんなときは、その場で契約しない
  • 頼んでいないのに「近くで工事をしているので無料で見ます」と来た
  • 「今日契約すれば安くする」と、その日の決断を迫られた
  • 被害の写真が、本当に自分の家のものか分からない
  • 見積書を出さずに、口頭の金額だけで話が進む

訪問を受けたら、まずは「家族と相談します」と伝えて、その場では契約しないようにしましょう。点検を受けた場合も、写真や見積書を受け取ってから、ほかの業者の意見も聞いて決めましょう。

判断に迷うときは、業界団体の窓口を頼る方法もあります。公益社団法人日本しろあり対策協会には消費者の相談窓口があり、業者とのやりとりで困ったときの相談先になります。

複数の業者を比べて決めるには?

業者を決めるときは、2〜3社から点検と見積もりを受けて、同じ項目で並べて比べるのがおすすめです。1社だけでは、金額や工事の内容が妥当かどうかを判断しにくいためです。

比べるときは、前の見出しで挙げた面積・工法・薬剤・保証・再処理の条件をそろえて見ます。金額が安くても、保証が短かったり処理の範囲がせまかったりすれば、長い目で見ると割高になることもあります。

1
2〜3社に点検を頼み、床下の写真と説明を受ける
2
見積書を項目ごとに表にして、同じ条件で並べる
3
保証の中身と、保証中の点検の有無を比べる
4
質問への答え方や説明の分かりやすさも含めて決める
比べ方の例
  • A社:金額は安めだが、木部の処理だけで保証は短め
  • B社:土と木部の両方を処理し、5年保証と定期点検つき
  • C社:見積書が「一式」のみで、内訳の説明が無い

この例なら、金額の差だけでなく、処理の範囲と保証の厚さも含めてB社を軸に考える、といった判断ができます。C社には内訳を出してもらい、そのうえで比べ直すとよいでしょう。

何社にも自分で連絡するのは手間がかかります。そんなときは、一括見積もりのサービスを使う方法があります。条件の近い業者の見積もりをまとめて受け取れるので、比べる作業が楽になります。

よくある質問

Q. マンションでもシロアリ対策は要りますか?

A. マンションでも、シロアリの心配がまったく無いとは言い切れません。コンクリートの建物は一戸建てより被害が少ないとされますが、室内には床や柱、建具などの木材が使われています。

とくに1階の部屋や、浴室・台所などの水回りは湿気がこもりやすく、注意が要る場所です。専用の庭に木材や段ボールを置いている場合は、片づけておくと安心です。

床がたわむ、羽アリが出るといったサインに気づいたら、まず管理会社や管理組合に相談しましょう。共用部分にかかわることも多く、個人だけで判断しないほうがよいためです。

新しい建物やコンクリートの建物でも、すき間や配管のまわりから入りこむことがあります。「うちは大丈夫」と決めつけず、年に一度は水回りの床や壁の様子を見ておきましょう。

Q. 冬はシロアリ対策をしなくてもよいですか?

A. シロアリは冬眠せず一年中活動するため、冬も対策を続けることが大切です。寒い時期は地中や床下の暖かい所に集まり、見えない場所で木材を食べ続けています。

羽アリが飛ぶ春先に目立つだけで、冬に被害が止まるわけではありません。換気口のまわりを片づける、結露をこまめに拭くといった予防は、季節を問わず続けましょう。

業者の点検や防蟻処理も、冬だから頼めないということはありません。羽アリが出る前に点検を済ませておけば、春を落ち着いて迎えられます。

Q. 羽アリを見たら、まず何をすればよいですか?

A. 羽アリを見つけたら、つぶさずに写真を撮り、業者に点検を頼むのが基本です。写真があると、ふつうのアリかシロアリかを見分けてもらいやすくなります。

室内に出た羽アリを掃除機で吸い取るのは、その場をしのぐ応急処置です。殺虫スプレーを巣の近くにかけると、シロアリが散って被害が広がることがあるので控えましょう。

羽アリを見たときの動き方
  • つぶさずに、羽アリと出てきた場所の写真を撮る
  • 出た日時と場所(浴室・玄関など)をメモする
  • 室内の羽アリは掃除機で吸い取って片づける
  • 早めに業者へ床下の点検を頼む

Q. 自分で薬剤をまけば、業者に頼まなくてもよいですか?

A. 床下全体の防蟻処理を自分で行うのは負担が大きく、業者に任せるほうが現実的です。床下での作業は2人1組で行い、防じんマスクなどの装備も要ります。

狭くて暗い床下で、土台のすみずみまで薬剤を行き届かせるのは簡単ではありません。まいたあとに効果が出ているかを、自分で確かめるのも難しい作業です。

市販の薬剤は、家のまわりのちょっとした予防に使う程度にとどめましょう。子どもやペットがいる家では、使う前に成分を確かめておくと安心です。

まずは家のまわりの片づけや湿気対策を自分で続け、床下の処理は点検とあわせて業者に相談する。この分け方なら、手間と安心のバランスを取りやすくなります。

まとめ

シロアリ対策は、自分でできる予防と、5年をめどにくり返す業者の防蟻処理の2本立てで考えるのが基本です。どちらか片方だけでは、家を守る力が足りなくなりやすいからです。

シロアリは床下など目に見えない所で、土台や柱を下から食べ進みます。気づいたときには被害が広がり、補修費が大きくなる例もあります。「うちは大丈夫」と思わずに、早めに手を打つことが家を長く守る近道です。

この記事のポイント
  • 家のまわりの木材や段ボールを片づけ、湿気と結露を減らす
  • 床下の換気口をふさがず、雨漏りや水漏れは早めに直す
  • 年に1〜2回、家のまわりを見回ってサインを探す
  • 新築時の防蟻処理が切れる前に、おおむね5年ごとの再処理を考える
  • まずは床下の点検を頼み、見積もりを複数の業者で比べる

自分でできる予防は、お金をほとんどかけずに今日から始められます。一方で、床下の薬剤処理や被害の確認は、専門の道具と経験が要る作業です。自分でやる範囲と業者に任せる範囲を分けて考えると、無理なく続けられます。

見回りで羽アリや蟻道を見つけたときは、殺虫スプレーをかけたり崩したりせず、そのままにしておきましょう。写真を撮っておき、点検のときに業者に見てもらうと、被害の範囲を確かめやすくなります。

業者に頼むときは、その場で契約せず、処理する面積や工法、保証の中身を見比べてから決めると安心です。築年数がたってきた家や、防蟻の履歴が分からない中古の家なら、まずは点検と見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。

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